Arne Jacobsen(ヤコブセン） 置き時計　Table Clock Roman, 1939

ヤコブセン作品で至玉のテーブルクロック復刻シリーズが実現！

商品番号 214-2202 商品名 Arne Jacobsen(ヤコブセン） 置き時計　Table Clock Roman, 1939 定価 特別価格 16,200円 メーカー ローゼンダール社 数量: Tweet

近代デンマークデザインの象徴、アルネ・ヤコブセンによりLKとともに作られた、壮大かつエレガントなデザインが印象的なROMAN。後のオーフス市庁舎（1942年）を建築設計した際に造られた掛け時計の原点となったデザインです。

デンマークの伝統的なデザインを踏襲し育むことに努めているROSENDAHL社は、数年来海外の製造業者に委ねられていたデンマークの誇りとも言える3つのヤコブセンクロックの製造権を獲得し、同時にこのウォールクロックをオリジナルデザインに忠実に甦らせることを責務とした再興プロジェクトを立ち上げました。

そしてWall Clock（掛け時計）に次ぐ第2段として、幻と言われたテーブルクロクがこのほどオリジナルに忠実に復刻されました。独特のカーブの文字盤の再現や、オリジナルのガラスに近づけるために青みを持たせたアクリルのレンズを採用するなど細部まで作りにこだわりました。そして当時ヤコブセンがイメージしていたに近いであろう電子音を作り上げ、さらに現代仕様にLEDライト、スヌーズ機能などを新たに搭載し完成を見ました。

サイズ: 幅110mmx高120mmx奥行60mm
材質: ケース / プラスティック(ABS樹脂)、レンズ/アクリル、スタンド/ステンレススチール
機能：アラーム（スヌーズ機能）・LEDライト・単三電池2本により作動（電池付属）
原産国：本体＋ムーブメント：China製
メーカー：ローゼンダール社
デザイナー: ARNE JACOBSEN

ARNE JACOBSEN(アルネ・ヤコブセン）について

アルネ・ヤコブセンは、デンマークが生んだ、20世紀でもっとも影響力の大きい建築家兼デザイナーであり、今日のモダンな北欧デザインの原型を作り上げたデンマークデザインの父と呼ばれる人物です。

世界ではじめて背座一体の3次曲面を実現した「アントチェア」や、美しいラインの「セブンチェア」、身体を包み込む緩やかなカーブを描く「エッグチェア」などはあまりにも有名で、時を越え今もなお世界中の人々を魅了し続けています。 ヤコブセンがデザインした椅子は、日本でもカフェや美術館などでよく見かけることができます。

1927年にデンマーク王立芸術アカデミーを卒業後、1929年、円をモチーフにモダニズムの形式をとった「未来の家」の発表を機に、建築界にその名を馳せることになる、ヤコブセン。

1932年には海水浴場をはじめ、時代の最先端を行く集合住宅、劇場、レストランなど、白く輝くモダンな建築群「ベルビュー・ビーチ」の大規模なリゾート計画を手がけました。

1950年からはデンマークの家具メーカー“フリッツハンセン社”とともに家具デザインを開始し、1952年発表のアントチェアをはじめ、セブンチェア、スワンチェアなど、数々の傑作を作りあげました。

トータルデザインという名の完璧主義に基づき作られる作品は、建物だけでなく、家具およびその他のインテリアに至るまで統一したテーマのもとにデザインされています。

「SASロイヤルホテル（1960年）」とともに設計された「エッグチェア」や、「デンマーク国立銀行（1971年）」の設計時に作られた「バンカーズクロック」は、ヤコブセンの哲学が見事に花開いた傑作です。

「美しいものを作るのではなく、必要とされているものを作る」というヤコブセン自身の言葉通り、生み出すプロダクト全てが計算し尽くされており、それらが半世紀以上経過した今でもデンマークのみならず世界中で高い評価を得ているのは、クリエーターとしての視点とユーザーとしての視点を高次元で具現化しているからと言えるでしょう。